日本とアメリカの予防接種の違いについて
〜英語訳表付〜 |
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日本と比べて、予防接種のスケジュールが細かく定められているアメリカ。
日本では義務付けられていない予防接種もあるので、アメリカの学校に通う際に、たくさんの予防接種を一度に打たなければいけなかった、、、という体験談もよく聞きます。
TAEKOもアメリカの高校に入学するときに、日本の母子手帳を英訳してもっていき、足りない予防接種を一気にやったのを覚えています。ちゃんと予防接種をしたという証明がないと学校に通わせてもらえませんので。
気をつけないといけないのはBCG。日本とアメリカでは予防接種の仕方がことなり、日本でBCGを受けますが、アメリカでは受けません。日本でBCGを受けたことがある人は免疫がついて陽性反応がでますが、そのことをアメリカのお医者さんが知らないと、「結核」と診断されてしまうことも。。。
<予防接種の名前>
・B型肝炎(Hepatitis B)
・A型肝炎(Hepetitis A)
・3種混合-ジフテリア・百日咳・破傷風(Triple Vaccine - diphtheria, Pertussis, and Tetanus Vaccine)
・インフルエンザ桿菌(Influenza bacilli)
・ポリオ(Polio)
・肺炎双球菌(Diplococcus pneumonia)
・ツベルクリン反応(tuberculin reaction)
・水痘(Chicken pox)
・MMR-はしか、おたふく風邪、風疹の3種混合の予防接種( measles-mumps-rubella vaccine )
・破傷風(tetanus)
・日本脳炎(Japanese encephalitis vaccine) |
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<Immunization(予防接種)について>
アメリカ |
新生児 |
B型肝炎(Hepatitis B) |
1ヵ月 |
B型肝炎 |
2ヵ月 |
3種混合-ジフテリア・百日咳・破傷風(Triple Vaccine - diphtheria, Pertussis, and Tetanus Vaccine)、インフルエンザ桿菌(Influenza bacilli)、ポリオ(Polio)、肺炎双球菌(Diplococcus pneumonia) |
4ヵ月 |
3種混合、インフルエンザ桿菌、ポリオ、肺炎双球菌 |
6ヵ月 |
3種混合、インフルエンザ桿菌、肺炎双球菌 |
9ヵ月 |
B型肝炎、ツベルクリン反応(tuberculin reaction) |
12ヵ月 |
水痘(Chicken pox)、肺炎双球菌 |
15ヵ月 |
インフルエンザ桿菌、MMR-はしか、おたふく風邪、風疹の3種混合の予防接種( measles-mumps-rubella vaccine
) |
18ヵ月 |
3種混合、ポリオ |
4〜6歳 |
3種混合、ポりオ、MMR |
11〜13歳 |
ツベルクリン反応、破傷風(tetanus) |
日本のスケジュール |
1歳までに |
3種混合(3回)、ツベルクリン反応、BCG、ポリオ(2回) |
1歳過ぎたら |
はしか、風疹、日本脳炎(Japanese encephalitis vaccine)、3種混合2期 |
任意6ヵ月 |
B型肝炎、水痘、おたふく風邪、インフルエンザ、
A型肝炎(Hepetitis A)、肺炎双球菌 |
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【耳寄り情報ありがとう♪】
「子供の為に、学校で働く事になりました。が、その手続きの時にTB Skin Testを受けなくてはいけなくて、私は昔BCGを受けたので陽性反応が出る可能性があるらしく、とても面倒な事になりました(苦笑)留学生って、入学時に予防接種記録とか必要なのかな?BCGはアメリカにはないので、渡米前に接種証明を用意した方が良いとナースが言っていたので、TAEKOサンに伝えておこうとメールしました。」
<情報提供ありがとうございます☆kaiappleさん >
TAEKOの補足:コミュニティーカレッジや4年制大学に通う留学生は予防接種に関して学校で厳しくチェックされることは皆無です。しかしK-12(幼稚園から高校)のお子さんがいる場合は、予防接種の接種証明または母子手帳を持ってこられることを強くおすすめします。
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