新型コロナウイルス(COVID-19)現状まとめ~LAの感染者数、PCR検査 in LA、日本に帰れる?、LAの生活はどう変わった?、給付金は?等

コロナウイルスの影響 in ロサンゼルス

2020年7月15日現在のカリフォルニア州ロサンゼルスのコロナウイルスに関連する情報をまとめてみました。

ロサンゼルス郡の感染者数と死者数について

2020年7月15日現在の情報です。LAの2019年の人口は、約1004万人です。

感染者数:140,307人
死者:3,894人
PCR検査数:1,387,946

2020年7月15日現在

人口の約0.14%が感染したことになります。

人口の約0.0004%が新型コロナウイルスによって死亡したことになります。

こちらから最新のデータが見れます。

ロサンゼルスでPCR/Viral検査(今、コロナウイルスにかかっているかどうかを判定するテスト)を受けるには?

LAでPCR検査を受けられる場所はこちらのリストをご参照ください。一部のCVS(ドラッグストア)でも行われています。

まずはかかりつけのファミリードクターや保険会社に連絡し、テストを受けられる場所を確認するのが確実です。テストを受けるには予約をいれる必要があります。

多くの保険会社がカバーしてくれます(Co-Payもありません)。無保険者の費用も政府が負担するとロサンゼルスでは発表がありました。

テストはドライブスルーでも受けられます。テストの結果が出るには3~5日かかります。陽性か陰性か直接連絡が入ります。

テストは喉または鼻の奥の粘液をこすりとる方法です。

PCR検査とは別に「Anti-body」Serology検査もあります。こちらは過去にCovid-19にかかったことがあるかどうか、免疫ができているかを検査します。TAEKOはかかりつけのテストセンターから「Anti-body検査は119ドルで受けられます」と案内が届きました。まだ、免疫があるからといって必ずしも安全か(再度かかることはないか)は確証はされていません。

ロサンゼルス在住者が今、日本に帰ることはできる?

はい、帰ることができます。

ただし、まだ不要不急の移動は控えるように勧告が出ています。

7/15はロサンゼルス空港から日本への直行便は出ていなかったので、乗り継ぎをする必要があるようです。でも翌日の16日はロサンゼルスから成田行きが飛んでいるようです。便数がかなり減っているようですね。

日本に到着すると空港でPCR検査が実施されます。陰性であっても入国日から2週間は自宅待機が要請されます。

日本からアメリカに来ることはできる?

はい、来ることができます。

ロサンゼルス空港から日本への直行便も7/15の便だとJALは見当たらなかったけれど、ANAは日本から飛んでいました。

ただし、現在日本のアメリカ大使館ではビザの発給を一時ストップしています(緊急対応は行っているようです)。まだ再開の具体的な日程は出ていません。

ESTAで今日本からアメリカにやってくる人は果たしているのか、、、情報はありません。

日本人または日本在住の人がアメリカに来る場合、2週間の隔離を行う必要があります。

日本から米国への入国者は、入国後14日間、自宅等で待機の上、健康状態を観察し、周囲の者と距離を置くこと(socialdistancing)が求められる。

参照:新型コロナウイルス(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限)

LAの生活スタイルはどう変わった?

Face Covering(マスクなど、鼻と口を覆うもの)の義務

2歳以上の人は公共の場所などでマスク等のフェイスカバーをつけないといけません。

開いているお店、閉まっているお店

Essential Retailと言われる生活に必要不可欠なビジネス、たとえばスーパー、銀行、郵便局、などなどは開いています(マスク着用)。

スーパーは入口で人数制限をしています。前はエコバッグ持ち込みも不可でしたが、7月に入ってエコバッグの使用を認めるところも出てきました。スタバも店内に入れる人数を制限し、列はしっかり2メートル開けることになります。多くのお店で入口とレジのところに「X」の印で列になる場所を示しています。

ショッピングモールは閉まっています。

スポーツジムや美容室も再オープンし始めましたが、感染者数が増加しているのでまた閉まりました。

ゴルフコース、プール、洗車、ペットサービス、ホテルは再開しました。

教会は閉まりました。

レストランの利用

レストランは長い間、テイクアウトのみになっていましたが、外の席の利用が少し増えてきました。室内での飲食(Dine-in)はまだダメです。バーも閉まっています。

物流

3月頃に流行りだしたのですが、そのときはスーパーやドラッグストアなどからトイレットペーパーやパンがなくなりました。小麦粉やパスタも品薄でした。

でも今(7月)は問題なく手に入ります。小麦粉はまだ品薄と感じることがありますが、消毒液などもちゃんと販売されています。値上がりもしてません。

ただ、Targetにいくとキッチングッズやバスグッズなどのコーナーは棚がすかすかだったりします。みんな自炊を始めたり、おうちで過ごすことが多くなって需要があがったのかな?

Amazonがあるので、特に困ることもないです。3~4月は届くのに少し時間がかかることもありました。

ディズニーランド、ユニバーサルスタジオハリウッド

どちらも引き続き休園中です。夏休みに入ったのにね~><

ダウンタウンディズニーエリア(ショップが集まっているところ)やシティウォークは少しずつオープンしています。

大リーグ、NBA

現在はオープン戦が行われていて(無観客)、シーズン開幕戦は7月下旬に決定しました!

移動を減らすために大部分が同地区内で行われるそうです。

ビーチや公園

開いています。独立記念日のときは閉園になっているところも多かったです。

学校

K-12(幼稚園~高校)や大学は3月から閉校になっています。オンライン授業に移り変わりました。そしてそのまま再開されることがなく、夏休みになってしまったので、卒業式(アメリカの卒業式は5月)を行えないまま終わってしまった学生もたくさんいると思います。

秋からの再開が待ち望まれていますが、校区によって対応も様々のようです。

まだオンライン授業で受ける選択が持てたり、週に2日程度の通学のみにしたり、はっきり決まっていないところも多いようです。

働き方(テレワーク推奨)

エッセンシャルワーク以外はまだテレワークのところも多いです。

TAEKOのHusbandのところも一応オフィスは開いていて、人もいるそうですが、ほとんどがテレワークしています。ワクチン開発が進むか、治療薬が開発されるまでテレワークでいいらしい?!

治安

特に変わったと感じることはなく、今まで通りTAEKOの周辺はいたって平和です。

特に自宅待機令が出た直後などは街は静まり返って、車もほとんど走っていませんでした。

今は、結構交通量も戻りつつありますね。でもテレワーカーが増えているので、渋滞は少なくなったんじゃないかな。

Covid-19の影響でもらえるお金があるの?

まずはリカバリーリベートと言われる給付金。2019年度のタックスリターンを行った口座に大人は一人1200ドル、未成年は一人500ドルずつが振り込まれます(収入制限あり)。口座を登録していない場合は、後日登録も可能ですし、小切手でもらうことも可能です。特に申請する必要もなく、対象者には自動的に給付されます。(留学生は対象外)

そして失業した人には失業保険(Unemployment Insurance)

さらに、今はパンデミック失業支援(Pandemic Unemployment Assistance)として個人経営やフリーランスが対象で週当たり600ドルがもらえる支援もあります。

他にも企業支援、医療支援などもふくめた「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障(Coronavirus Aid, Relief, and Economic Security)法」通称CARES法が可決されたので、自分は何をもらえるのか調べてみるとよいと思います。