ところ変われば妊娠・出産も変わる!日本とアメリカの違いについて

アメリカと日本の違い~出産

TAEKOは日本での妊娠・出産経験はありませんが、日本のサイトを見ているとアメリカと違うな~と思うところがたくさん発見できました。ここで少し紹介してみたいと思います!

妊娠の月数の数え方

妊娠している期間はもちろん日本にいてもアメリカにいても同じで「280日=40週」ですが、月数の数え方が違います。また、アメリカの場合は妊娠過程は3つのTrimester(トライメスター=期間)に分かれています。

妊娠月数の違い アメリカ

月数で聞かれるとよくわからなくなるので、出産予定日(Due Date)で答えるようにしています。日本だと10ヵ月までありますが、アメリカだと9ヵ月っていうのがよくわからなくなってしまいます><

体重管理

アメリカ 妊婦 体重

日本は比較的厳しいようですが、アメリカは甘いです。

日本では単胎妊娠の場合は標準体型で7~12キロほどが推奨されていますが、アメリカでは25~35 lb(11~16キロ)くらいと言われています。

アメリカの体重増加の目安は「Pregnancy Weight Gain Calculator」(妊娠中にどれだけ体重が増えるのが理想的か計算してくれる)を参考にするとよいでしょう。双胎妊娠にも対応してくれています。

管理入院

日本の妊婦さんは妊娠初期のつわりがひどかったり(妊娠悪阻)、また少しでも切迫流産や早産の危険があると判断されたり、多胎妊娠だったりした場合、管理入院をさせられることが多いようですが、アメリカではあまり聞きません。自宅安静はあっても、入院まではしないことが多いですね。医療費が高いからでしょうか?

超音波検査の回数

アメリカ 超音波 回数

日本だと毎回超音波検査(エコー)をしてくれるようですが、アメリカでは妊娠初期に2回、妊娠中期(20週アナトミースキャン)の3回くらいだけだったりします(TAEKOは双子を妊娠なので毎回超音波検査をしてもらっています)。なので、アメリカでは記念に自腹で3D超音波撮影をしてもらって記念に映像に残す人もいるようです。

ちなみに妊娠が自宅で分かって、初診を受けたい場合もアメリカでは「8~10週目くらいになったら診ます」みたいなところが多いです。あまりに早いとまだ心拍が確認できないから、心拍が見れるようになってから、、、なんだと思います。あんまり早くても何もできないし、、、みたいな雰囲気です。だから初診までは毎日が長く感じるし、どきどきです。

出産後の入院期間

日本では5~10日間ほどは産後入院するようですが、アメリカでは普通分娩(経腟分娩)の場合は24~48時間、帝王切開の場合は3~4日間くらいの入院です。アメリカはかなりスパルタですね!産んだらすぐに赤ちゃんと自宅に帰って、お世話する生活が始まります。

分娩スタイル

アメリカでは普通分娩(経腟分娩)をするほとんど人が無痛分娩(Episural=エピ)を選ぶようです。日本では無痛分娩ができるところはまだ限られた場所のみのようです。もちろんアメリカでも麻酔を使わない、という選択もできるそうですが、陣痛が始まると「本当に麻酔しなくていいの?」って聞かれるみたいです。そしてそのうちに「やっぱり麻酔してくださいっ!」ってなる人が多いみたいです^^

運動

日本でも妊婦はマタニティーヨガや、マタニティースイミング、ウォーキングなどを楽しむ人も多いと思います。でもTAEKOがアメリカで出会ったのは「バレーボールをする妊婦」です。2人もいたし。。。大きなおなかでジャンプしたり、スパイクしたりするのは見ているこっちがハラハラしました。。。さすがにTAEKOは双子妊娠なのでバレーはやっていません。つわりもひどかったし、バレーをしたいという気にはならなかったです。

腹帯

アメリカでもマタニティーベルトはありますが、日本のような腹巻とか腹帯とかさらしを巻く風習はありません。アメリカではどちらかというと「Overheatしないように(暑くなりすぎないように)」という注意はあっても「冷えに気をつけて」ということは言われない気がします。妊婦さんも裸足にサンダルでミニワンピを着ている人が多い。

NIPT(新型出生前診断)

アメリカではとても一般的で、35歳以上の妊婦だったらほぼみんな受けているような印象です。保険でカバーされることも多く、妊娠初期のうちに染色体異常がないか、そして性別までもかなり高い精度でわかります。診断方法も血液検査のみで、結果も1週間前後でわかります。

沐浴について

アメリカではへその緒が取れるまではお風呂はいれないようにと言われます。それまでは濡れたタオルで拭く程度。そしてお風呂に入ってもいいとなってからも、お風呂は週に2~3回程度でよい、と言われます。

粉ミルクについて

粉ミルクのことはBaby Formulaと言います。アメリカでは1日分のミルクをまとめて作り、冷蔵庫に保存して、温め直して(電子レンジはNG)飲ませる人も多いようです。液体ミルクも簡単に手に入りますし、常温で与えてもよいです。

哺乳瓶などの殺菌についても、食器洗い機でOKと言われました。毎回、消毒をする必要もない(たまにやったらよい)とも言われました。