長期でアメリカ滞在する予定の方にとって、アメリカでも銀行口座があるとお金の管理が便利です。
留学生のお手伝いをしている経験からすると、半年以上アメリカに滞在予定があるのであれば、アメリカでも口座を持っておくとよいかと思います!
口座開設に必要なものは、
- パスポートやカリフォルニア州の運転免許証などの身分証明
- I-20、学生ビザページ(留学生の場合)
- アメリカでの連絡先(住所と電話番号)
- 最初に預け入れる現金 ※25~100ドル。銀行によって異なる。
です。身分証明が2種類必要と言われたら、日本で発行したクレジットカードが身分証明になる場合もあります。
お持ちのビザによって必要書類も異なりますのでご注意下さい。
・通帳(毎月郵便で明細が送られてくるか、オンラインバンキングで確認するか、ATMで確認する)
・はんこ(手書きの署名がハンコ代わり)
・ATM使用料(ほとんどの銀行が自分の銀行のATMであれば24時間365日使用料はかかりません)
それでは口座開設の流れを説明したいと思います!
最寄りの銀行に行きましょう。予約もできますが、予約なしでもOKです。
口座を開くためには、窓口の列ではなくて、待合場所みたいなところがあるので、そこで待ちます。スタッフさんに「I would like to open a bank account(銀行口座を開けたいです)」と伝えればOKです。
最近はペイパーレス化も進んでいるので、オンラインだけで管理するのも便利です。
ATM/デビットカードが1週間ほどで普通郵便で送られてきます。カードはATMで一度利用するか、電話上でアクティベートしないと使えません。
小切手(Check)を頼むかどうかはオプションですが、大きな支払い(家賃)や郵便で支払いを済ませたりする予定がある方は注文しておくとよいでしょう。
口座には2種類あります。
- Checking Account
これは必ず作らないといけない口座です。利子はつきません。ATM/デビットカードでお店で買い物をしたり、小切手で支払いをしたりすると、この口座からすぐに引き落としとなります。 - Saving Account
この口座はオプションです。この口座には利子がつきます。この口座からお金を出したい場合は、ATMやオンラインバンキングで、Checking Accountに移動(Transfer)をさせないといけません。
Checking Accountは必ず作らないといけないのですが、Saving Accountはある程度まとまったお金が常に口座に入っている予定であれば、作っておいてもよいかと思います。
気を付けたいのは、毎月発生する口座維持費というものです。しかしある一定の条件を満たせば、免除されます。口座開設の際は、「口座維持費(Monthly Maintenance Charge)」を免除する条件を聞いておきましょうね!
また、お金がないのに小切手で支払いをしてしまって預金額がゼロを下回った場合も、Overdrawn Balance Charge(またはOverdraft Fee)として手数料を取られることがあります。
さて次は、アメリカでおすすめの銀行を紹介したいと思います!
Bank of America
通称BOA、B of A。全米(ハワイにはないが><)に支店・ATMを持つメガバンク。TAEKOもビジネスで利用しています。口座維持費は12ドル。口座維持費を免除するためには、250ドル以上の預金をするか、月平均額1500ドルを下回らないこと。ただし、24歳未満の学生は免除される場合があります。留学生で24歳未満の方はStudent Accountが開けるか聞いてみよう!
Chase
Bank of Americaに次ぐメガバンク。こちらも支店・ATM数が多いです。口座維持費は12ドル。口座維持費を免除するためには、500ドル以上の預金をするか、月平均額5000ドルを下回らないこと。
Union Bank
Bank of AmericaやChaseほどではないですが、西海岸(カリフォルニア・オレゴン・ワシントン州)には一定数の支店・ATMがあります。
ここは三菱UFJ銀行と提携をしていて、日本にいる間に口座開設ができるのがメリットです。
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口座維持費は5~30ドル。口座維持費を免除するためには、250~500ドル以上の預金をするか、月平均額1500ドルを下回らないこと。
他にも色々銀行はありますが、この3つがよく見かける銀行です。
カード社会が進んでいるアメリカでは、少額のお買い物もカードで済ませます。銀行から送られてくるATM/デビットカードを使ってお店で支払いをすることが可能なので、現金を持ち歩かなくて済み、アメリカでも銀行口座があると安全です!
スーパーでATM/デビットカードで支払いをする場合、「Cash Back」と言って、お買い物ついでにお金をおろすことができるんです!ガムひとつ1ドルのものを買って、さらに20ドルを下ろしたいときには、21ドルがATM/デビットカードに清算され、レジで20ドルの現金をもらうことができます。近くにATMがないときは非常に便利です!Cash Backできないお店もあるのですが、大手のスーパーは結構対応している感じです。カードで支払いをする際に画面に「Cash Back?」と出てきますので、Yesを押して、金額を押せばOKです。